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人生。
おそらくわたしは自分の内面に深く注目しすぎている。
もっと外に向けないとだめなのである。
と言われてもやっぱり注目しがちなのである。
運動すれば治るんだろうか。
ひとりって虚しいよね。
なんで虚しいんだろ。
進化の過程でそういう虚しさを感じる性質が有利に働いて残ったのだろうか。
ああああ、むなしい。
孤立したら虚しさを感じれば、孤立しないようにがんばる。のか?
孤立により虚しさを感じれば、虚しさのみに(この現在の私のように)注目するようになり、虚しさの虜になり、子孫を残さず死ぬ。
社会的に孤立しやすい性質を持った人間は、子孫を残さない。
…そうすると?
ああ、風桶理論だ。
ひとり旅、よくやってたけど、なんか最近は虚しくなっちゃった。
結局、ひとり旅で行った先の経験は、自分の世界に対する"認識"の変化を楽しむだけに終わるからだ。
知り合いも一緒ならば、それは世界との"関係性"の変化になる。
一方向だけではないからだ。
旅先では私は本当に透明人間のように過ごす。
本当に透明になれる。
私が世界へなにかしらの変化を起こすことはなく、世界が私へ変化を起こすだけ。
(ただしここでは世界とは私以外のほとんどすべてのもの、を指す。もちろん電車で私が椅子へ座れば、凹むという変化が起きるだろう。)
そういうことなのだ。
私がなにか行動するということが、なにかしらの周囲の変化に繋がると、少し嬉しい気分になるのかもしれない。
何をやっても自分の中の変化しか起こらないというのが、とても虚しさを誘うのかもしれない。