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生きるのが無理すぎる。
生まれつき生きづらさが生じやすい気質だったとしても、頭が良ければここまで死にたくなることはないだろう。
今まで偏差値の高い人たちの周りに囲まれてこられたのは、超わかりやすい塾のカリキュラムと、自身の中途半端なパターン認識力が多少うまく働いただけのことであって、私が周りの人たちと付き合うに値するかというと、全力でNOなのである。
偏差値の高い人に限らない。
世の全ての人だ。
彼らの頭は私には全くもって想像がつかないほど思考を続けていらっしゃる。
私には到底その速さには追いつくことができない。
私のこの非力なパターン認識力は、正解を与えられてしか動くことができない。
他人との優位性がまるで何もない。
存在価値がまるでないのだ。